よく
「奴隷にして下さい」
そういう言葉を耳にします。
また、
「奴隷として扱って欲しい」
とも。
それと同じくして、
「奴隷とはこれまた酷い言葉だ」
「なんか怖い酷い人だ」
と感じられる事もしばしば。
でもね、奴隷というのは、一般的にいうそれとはちょっと違う。
例えば、私に調教して欲しい、私に跪きたいと願う者がいる。
それは先ずはただのM男ちゃん。
私にとっては【one of them】
この時点では私のものでも所属でもない。
言うならば出会った状態で様子見してる位ね。
もしこの子が私の奴隷願望があるならば、私が気に入るかどうか、躾けてちゃんと育つか、忠誠心はどんなものか、試している状態。
勿論そんな深い関係を築く事無くも遊べるし繋がれるので、その辺は色々あって、どれもいいってもの。
要は私は一億総勢M男my奴隷化計画や願望を抱えてるわけでは無いからね。
私の中では私の気に入るなにかとフィーリングと頑張り、
そして何より私に仕えたいという忠誠心があってこその、それからの関係。
そこをクリアすると僕(しもべ)として扱う。
勿論Femdomが前提としてあるので、下僕(げぼく)という言い方もできるかな。
でも個人的にはここのニュアンスは「僕(しもべ)ちゃん」って感じ。
SMプレイ有り無しに関わらず、私が絶対。私が主人、お前はしもべ、ってね。
僕ちゃんは振り回されちゃう事もしばしば、というかしょっちゅうだけど、
ご主人様の意向は絶対だから仕方ないし、それが嬉しいと思える子じゃないと、ここには居れないわね。
無理や強要はしない。
適正や気持ちがこっち向いてない、頑張る気が無い、そんなのに使う時間なんて私にはないから。
勿体無いしめんどくさいし。そういう時は早々にゲームオーバー。さよならね。
そしてこの段階を経て、完全に躾けも気持ちも確信が持てた時、晴れて奴隷に昇格。
勿論奴隷は常にお勉強、精進の日々だから昇格時はまだまだひよっこ、ここからは厳しい茨の道がまってるんだけども。
でもお前はそれを求めているんでしょう、そう言える事、
そして何が起きても頑張れる事、これが大事。
何が起きようと何されようと、放って置かれようとこき使われようと、
「くれは様の奴隷としてお仕えできる事が至上の喜びです。ありがとうございます。」
なんて普通に思う様になれた子だけが、奴隷として飼おうと言う所までくる。
或る意味、下に下れば下るほど昇格していく。
他の女王様方は違うかもしれないけれど、これが私の奴隷制度。
ただ虐めて貶めてとかじゃなくて、
その間にちゃんと関係性を作っていって、
どうかな、って見て、っての結果。
だから人格無視だとか、一般的に世間で言われる人間扱いしてない奴隷、とはちょっと違う。
勿論そうして欲しい子はそう扱うけどね。
そこは私の気分次第。
常識に囚われない遊び。
不思議な世界、でも楽しい世界。
お互いがそう思えるなら、いいと思う。