本日は月に一度の完全プライベートデー
必ず毎月伺うお鮨屋さん。
いつも一人で、そしてお昼に御世話になりに行きます。
カウンターのみで席数も少なく、そして行きたいお客様は多く、
ほぼ完全予約制の様な状態になっており、いきなりなんてまず空いてません。
なので、通うと決めたその日から、ずっと食事をした後に次回の予約を取って帰るようにしています。
春を味わったと感じたのが今日で二度目か三度目でしたので、それくらいのお付き合いになるのかな。
私はここと決めたお店には絶対の信頼を寄せ、そして敬意と誠意を払います。
このお鮨屋さんは、今私が思う福岡の中での一番です。
各人好みがありますので、あくまで私にとっての、ですが。
BGMなど全く無く、静寂の中、黙々と真摯に鮨を握る大将。
整然と並ぶネタ、丁寧で的確な手捌き、無駄の無い動き、
糊の効いた真っ白な白衣、品の良い灯り、風情のある設え。
全てが美しい。
ここに来ると、背筋がしゃんとするのがわかります。
勿論、味はいうまでも無く、ひとつひとつにうっとり。
こういうのを惚れるというのでしょうか。
大概の鮨屋は全国各地巡っていると思うのですが、
私はこの店にすっかり嵌ってしまいました。
味もそうですが、きっと、この一人で味わう昼の二時間、というのが
何にも変えがたい価値と魅力があるからでしょう。
私にとっての鮨屋のカウンターは割と特別なもので、何かしら良い出会いがあって。
もう一つ十余年の馴染みの店がありますが、そちらでも大切な知人友人ができてきました。
この様な経験はプライスレスであり、凄く大事に思うタチでして。
こういった所での出会いは一つの縁、そして財産だと思い、特に大切にしています。
勿論そもそも美味しいから行くんですけどね。
この時間にはSMもおじいちゃん好きも全く関係ありません。
私の完全なる素の状態での、ただただこれが好き!ってのでしていること。
趣味とか生きがいのひとつなのかも。
何より全てが美しくそして美味しい、そして至福の時間と或る時は出会いまで。
こんな幸せを知ってしまったら忘れろという方が無理な話。
こうして今日もまた来月の予約を取って帰ったのでした。
春を感じ、美味しい御鮨に舌鼓を打ち、しっとりた時間の中静かな物音に耳を傾け空気を感じる。
その中で自分を見つめたり、新しい知識を得たり、素敵な出会いがあったり。
くれはの大切なプライベートタイムの一つです。
他にもあるけど、今日はこんなところで。
あ、勿論こんなんばっかじゃなくて、
さくっと食べに行くのも、親しい仲で楽しく食べ行くのも好きですよ。
ただただお鮨が好きなのかもw
よく休みの日は何してるのかと聞かれるので書いてみたよ。
ちょっとは伝わったかな。