紅茶…緑茶や烏龍茶に対して、紅茶は葉を十分に発酵させたもの。
紅茶独特の水色と香味は発酵ならではのもの。紅茶の語源はその抽出液の水色から。仕事も一息ついた頃
「コーヒーは常に飲んでるから気分が休まらないねー」なんて或る日の紅茶タイム。
戴いていたティーパックのセットを開けると
「あ!私オレンジ好きなんでこれにします」
と誰かが嬉しそうに嬌声をあげた。
あー、
ものすごく言いにくいけど、それってオレンジとは全く関係ないのだ。
ちょっと躊躇いつつ私
「オレンジペコーはオレンジの香りがする訳ではなくって、茶葉の等級だから期待と違うかも…」
するとその場の全員が
「えー」
「マーマレード入りじゃないの」
「オレンジ味と思ってた」
等等。
そう、オレンジペコは茶葉の等級のことであって、
フルーツのオレンジとは全く関係ないのです。
だからオレンジ味もオレンジ臭もしない。
実は私も昔は同じように勘違いしてたんよね。オレンジ色のパッケージだったりするし。
で、じゃあ紅茶の等級って何よって思うでしょ。
ざっくり言うと【茶葉の大きさ(サイズ)】
オレンジペコーとは、茶葉をその形状・サイズ別に分類した際の、分類名の1つ。
具体的には"よじれた長めのリーフのこと。
ちなみに等級ってのは、単にリーフの大きさ(外観)から分けられるもので
品質の良し悪しとは無関係。
等級が下だからって紅茶としての品質が劣る訳ではありません。
詳しく知りたい方はこちらがわかりやすいかな
紅茶の等級についてなんでこんな話しをしたかというと、
喉がイガイガしてなんだか寝付けなくって。
声楽やってた頃、お師匠さんの口癖「紅茶うがい」「飲むなら紅茶」
受験会場でやたら見かけた午後ティーと持参ポット。
すりこみかもしれないけど、
喉に異変を感じるとこれを思い出しては紅茶を飲んでしまうくれはなのでした。
因みに当時は炭酸厳禁でしたが
今ではすっかり炭酸大好き泡スキーです
しゅわしゅわって気持ちいいと思うよ。