今日は母の日。
皆様はお母様にちゃんと
「ありがとう」を伝えられましたか?
私、今年の母の日は物ではなく、
身の回りの世話を請け負いました。
一週間ほど。
母がちょっとした手術をする事になり、
入院中と退院後の生活が不自由になる間、
仕事を休んで世話をする的な提案です。
母も喜び「これなら安心して臨める~」と
オペにビクビクしながらも、
引け腰前のめりな感じで福岡入りしたGW明け。
それから毎日毎日母と居たのですが、
物覚え・物忘れ・動作の緩慢さなど、
いつの間にか幼子のようになっていて、
私の中で元気に動いてる記憶の母とはだいぶ変わり、
わかってはいたものの、
少し物悲しく切ない気持ちになりました。
当然の流れなのですけどね。
しかし先ほど、
そんな切ない気持ちを一瞬にして忘れさせてくれるような出来事が。
退院して初の外食にて、たらふくご馳走三昧した後、
一緒にお風呂に入り体を洗ってあげていると
先程までの無邪気なおばあちゃん声から一転、
若かりし頃を髣髴とさせる低い母のお叱り声が。
「あんた、えらい腹の出とるね!?」(驚)
「まさか妊娠しとるっちゃなかろうね!?」(怒)
えー。
色んな意味で
「えー。」
ですよ?
わたし、
妙齢なんですけど。
独身なんですけど。
女王様なんですけど(コレは内緒)
まるで私は17歳の生娘かと錯覚するかのような反応でした。
答え:「さ っ き 一 緒 に ご は ん 食 べ た よ ね ?」
私が「母は何時まで経っても母で頼りになる母」
と思っていたように、
母にとっては「娘は何時までも幼い子供(若い娘)」
だったのです。
色んな事を考えさせられた母の日週間でありました。
因みに、
世話だけでは何なので帽子をプレゼントしたところ、
「あらコレ素敵ね」
と前後ろにかぶっていました。
母74歳、まだまだ元気でいけそうです。